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実録!!「私とTHE STRANGLERS / JEAN JACQUES BURNEL 」: ナカガワケイスケ
1977年、私はプログレ好きでベース買ったばかりの少学生(!)。
「ミュージックライフ」などで既にPUNKはチェック済み、でもみんなガラ悪そうだしSEX PISTOLS もTHE CLASHも音はガチャガチャだし。シドヴィシャスは血だらけだし・・・。どちらかといえば、PATTI SMITHや TELEVISIONなどのNY PUNKの方がインテリっぽいし、音も暗めで好み。

でTHE STRANGLERS といえば、数々の武勇伝が有名でベーシストは極真空手だし、記者ブン殴ったとかテッズと大乱闘だとかのイメージしかなくて。少ない小遣いの中から、レコード買って聴いてみようとは思えなかった存在。(なにしろ、CRIMSON とかSOFT MACHINEとか買わねばならないもが大海原のように広がってた頃)。
なんかドラムとキーボードはPUNKのイメージとは程遠いルックスだしなぁ・・・、しかし!

ある日たまたま聴いていた小さいラジオ、その小さなスピーカーでもハッキリと分かるバカでかいBASSの音!!!絡み付くキーボード!!!
「何、誰!?」「♪NO MORE HEROES ANYMORE 〜♪」、そうだこれTHE STRANGLERS だぁ〜!!!カッチョいい〜!!!!!。
これが運命の分かれ道!?偶然?いや必然だったのか、そんな12歳の出会いでした。

そして時は流れて1991年、ミュージシャンとして音楽業界の底辺に足を突っ込んでいた私、26歳。当時、知り合いの通訳・翻訳をしていた方が「ナカガワ君、ジャン・ジャック・バーネルって知ってる?」、「そりゃ知ってるも何も、アンタ!」「今度、空手の大会で日本に来るのよ・・・」、「えぇー会えます?俺、会えますかぁ!?」という感じで、少年時代のヒーローと初対面!!

忘れもしません待ち合わせは「千代田線代々木公園駅」。
多くのリアルタイム派の人は必ず思うらしいんだけど、最初は相当ビビりましたワタシ、
いきなりブン殴られるんじゃ・・・と(そんなワケないんだけど、だってジャンジャックだぜ〜)。
実際は気さくでフレンドリー、既に酔ってたせいか道ばたでイキナリ腕立てするし・・・(グーでやるやつ、流石!)。

通訳の方の知り合いの居酒屋へ、私が持って行ったベースを取り出すJ・J。「おおFENDERの PBイイベースだな!何年の?」「あなたが昔使っていた緑色のPBに憧れてこれ同じ年代のコレ買ったんです!」、「ああアレか、アレは枝豆吐いたらあの色になったんだよ〜!」。
そのほか「日本文化とヨーロッパ文化」について語り合い(のつもり)、「クラフトワークやジャーマンロック」について語り合い(のつもり)、「オマエ背デカイから空手やれよ!俺の道場に来い!」などなど、話は弾む。当時全くの下戸だった私でしたが、水の様にビールを飲むJ・Jの勧める大ジョッキを一緒グビグビ(人生で一番ビール飲んだ日かも?でも不思議と酔わなかったなぁ)。翌朝一番の成田エクスプレスで帰国のため新宿駅でお見送り、「また会おうぜ〜」と帰国したJ・J。
その後何度か来日したJ・Jに会う機会はあるにはあったのだけど、「再会!」という状況ではなく次第に新譜で健在振りを確認する程度に・・・。

その後、共通の友人を通じて知り合った(お互い引き寄せ合った!?)S・I・S JAPAN(STRANGLERS INFORMATION SERVICE JAPAN )のYuka 嬢のはからいで、2005年日本のアニメ「岩窟王」のサントラを担当して、発売に合わせ関係者に会う為と空手の昇段試験の為に来日したJ・Jと感動の再会(もちろん一方的にだけど・・)!!!。
わざわざ、私が出演のライブを見に(私のライブを見に!?)忙しい時間をぬって新宿まで来てくれたJ・J。

勿論使ったベースは91年にサインしてもらったFENDER PB!!! 「これ憶えてる?あの時○?さんと一緒に・・・」、「おう憶えてるぜ!」・・・まぁ本当に憶えてたかはともかく、14年振りにJ・Jがこのベースをガシガシと弾く姿を見てもう半泣きの私。
その14年の間、個人的にも色々な事がありましたが、いつもこのベースと一緒に乗り越えて来た私、勿論JJも色々あったはず。
しかしこうして再会し、立場は違えどお互い現役でベース弾き続けてる、だからこそ果たせた再会!!!。

「焼き鳥が食いたい!この辺でイイ店知ってる?」 JJを連れて歩きなれた歌舞伎町の路地裏へ、涙目の私に見飽きたネオンがいつもより眩しかった!!!

JJ&Me

THANK YOU! Yuka!!! THANK YOU! J・J !!!! THANK YOU!ハ THE STRANGLERS !!!!
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